月記をはじめます
あけましておめでとうございます!
2022年なにか新しいことを始めようと思い、ブログで日記ならぬ月記をやってみることにしました。
せめて何かひとつ継続するものをつくらないと、このままではソシャゲで季節感を把握するだけのソシャカスになってしまうし(もう立派にソシャカスなんですけれど…)なんならもはや正月よりも旧正月のほうに詳しくなりつつあるし…(バージョン2.4楽しみだな〜)
日記だと飽きるし、週記だとその週にとったUberEatsのメニューを報告するだけで終わりそうだし、元より志は低いので、月に1回くらいなら継続が可能なのではないかなという魂胆です。
とはいえ始めたばかりで特に書くこともありません。なので今回はわたしの好きな食べ物についてでも書こうと思います。
干し芋です。
干した芋です。
この世で最初に「芋を干そう」と考えた人にノーベル平和賞をあげたい。芋は世界を救うって、まあだいたいの世界史が教えてくれてますからね。
干し芋が店頭に並んでいると冬の訪れを感じるし、わたしの中では茨城 = 干し芋なので、このままだと茨城のひとに会うや否や「干し芋いいですね!」と言いかねません。茨城のひとだって突然干し芋認定されたかないわね。
最近は干し芋好きをアピールするあまり、家で取っている定期宅配の牛乳屋さんが干し芋のチラシを入れてくれるようになりました。どんだけ芋娘認定されてるんだって感じよ。芋娘プリティーダービーがあったら優勝できるわ。
さつまいもって糖分が多いので、さつまいものスイーツとか糖分の上に砂糖乗ってるって感じになりませんか?
正直この世のほとんどのフルーツや野菜系のスイーツ、そのまま食べた方が美味しい。
あまおういちごパフェとか、ぶっちゃけあまおうそのまま食べた方が美味しくない? え、なんでクリーム? みたいなところあるじゃん。
「新鮮なフルーツを使ったフルーツサンドです!」
とか、新鮮なんだからサンドしなくていい。
「新鮮なフルーツです!」
ほらこれで完成されてる。
その分干し芋はいいですね。干しただけもん。必要なのは芋と冬の陽光と空っ風だけだもん。いらない何も捨ててしまおうですよ。B'zもびっくりよ。
「好きな食べ物は干し芋です!」と言ってもまったく盛り上がらないことです。
だいたい「干し芋〜ふ〜ん」みたいな顔されます。なんなの? みんな越前リョーマなの? 「ふ〜ん干し芋?まだまだだね」ってか〜〜〜!
これがチーズタッカルビなら「チーズタッカルビ! 私も好きです! 今度一緒に新大久保行きましょう!」となるかもしれんけど「干し芋! 私も好きです! 今度一緒に茨城に行きましょう!」とはならんのよ。常磐自動車道が泣いてるぞ。ドライフルーツと同じものなのに「おしゃれ〜」とは決して言われんのよ。天国で青木昆陽先生が泣いてるぞ。
確かに全く映えない。ぶっちゃけただの黄色い塊だもんな。さつまいもに限らず、芋って本当に映えない。天は二物を与えなかったんだな。
あ〜あ!干し芋がマカロンみたいにインスタ映えする食べ物だったらなぁ!そしたら、キリストは石を干し芋に変え、スジャータはブッダに干し芋を捧げ、港区には干し芋カフェができて━━それで5回とも同じ干し芋を好きになる。
それなのに干し芋ってヤツは今日もわたしにオーブントースターで焼かれてるだけじゃんよ。
どこまで謙虚なんだ干し芋。
まあ、干し芋の魅力はわたしがよ〜く知ってるのでいいんですけれど。
でも〜!
でもでも〜!
今後空前絶後の干し芋ブームが来るかもしれないじゃん? タピオカ、マリトッツォに続く2022年最新のトレンドが干し芋になるかもしれないじゃん? 干し芋カフェに女子大生がこぞって並ぶ未来があるかもしれないじゃん?
そのときは「干し芋は俺が育てた」って顔で後方彼氏面しますね。クラスの冴えないやつが実は一流モデルってオチかもしれんじゃろ。ときメモGS4の七ツ森実くんみたいにさ。
尤も、干し芋も突然新年最初の話題にされて困惑していると思う。わたしが干し芋だったらとても困惑する。
謙虚なヤツなんですよ、干し芋ってヤツは